※小説の表紙画象かタイトルをクリックすると物語の冒頭部分を読むことができます。
(初版 コミックマーケット87)
「犯人にとって、探偵の推理の言葉は呪いだ──」
所有者の言葉を実現する魔女の祭具『糸車の運命時計』。『名探偵』六曜和歌子の推理は、時計の力によって全て、彼女の言葉通りとなる。故に、彼女に『犯人』の烙印を押された者は、過去も未来も捻じ伏せられ絶対的な『真犯人』となるのだ。
不幸にも、『名探偵』と居合わせた刑事式田刀司、そして祭具を追う魔女マリー・ガードナー。被害者に、そして加害者に選ばれた者には、「死」あるのみ。六曜和歌子の推理に運命を翻弄された、二人に待つ結末とは?
「オドルマガジン」
(初版 コミックマーケット84)
猫耳、メイドなど、色々な可愛い女の子たちが主人公の短編小説が付いた、オリジナルイラスト集!
これまでのすべての既刊本のイラストも文庫サイズからB5サイズへと引き伸ばされて再掲された豪華版となっております!
※短編はイラストつきで電子書籍でも公開予定です。
「オドルサロン」
(初版 コミックマーケット83)
「──待て、公ちゃん」
不意に呼び止められ、待ってやる義理は無かったが、騒がれて衆目を浴びるのも御免だったので、北本公一は仕方なく振り返った。
「何だよ」
「見つけた。今日のだ」
そう言う『帰宅部部長』織野猛の視線を追うと、今しがたすれ違った三人の女子高生の後ろ姿があった。
まさか、と公一は息を呑む。遂に謎に満ちた闇のクラブ『帰宅部』のベールが剥がされるのだ……。
全鳥取県民を敵に回した問題作「くたばれ鳥取」を含めた踊る詩人軍団珠玉の短編集。書き下ろし短編「キタクブ・ライブ」も収録。
(初版 コミティア102)
「父が……、勇者を召喚すると言い出して……」
ガラティア国王女、アナスタシアにそう相談を持ち掛けられた小説家オズワルドは、耳を疑った。
勇者……それは遥かな昔、邪悪な魔人の王を滅ぼしたという、異界から召喚された伝説の戦士……という設定を持って産まれた、オズワルドの小説の主役である。
無理難題を突きつけられたそんな彼らの前に、伝説の魔人王が姿を現しーー。
ーーーーこれは、伝説の勇者を召喚するまでの物語。
(初版 コミックマーケット82)
踊る詩人軍団がコミケに初参加した際の小説「月花影装メルロード」の前日譚短編小説。
メルロードを読んだことのない方でも楽しめます!
もちろん、読んだことのある方なら尚の事お楽しみいただける内容になってます!
短編ですので全文読む事ができます。
もしもこれで興味を持った方には、是非本編も!
※表紙画象かタイトルをクリック、もしくはPDFをダウンロードすることで全編読むことができます。
第二・五症 生徒会長下着盗難事件
(初版 関西コミティア40)
すちゃらかミステリー短編です。
既刊本「すけかの。」を読んでおく事で面白さが10倍くらいになります。
「すけかの。」を知らなくても充分読むことができるので、「すけかの。」のお試しとして読んで頂くのもいいかもしれません。
※表紙画象かタイトルをクリック、もしくはPDFをダウンロードすることで全編読むことができます。
(初版 コミックマーケット81)
阿那野藤鷹(あなのふじたか)は恋多き健全な男子高校生。
憧れの生徒会長、物静かな天才後輩部長、周囲に気になる彼女はいれど、彼の目に映るのは無色透明な空気のみ(あと服)。
藤鷹は彼女達との甘い青春に、果たして辿り着けるのか!?
そんなヒロイン不可視系ラブコメ!
※イベントでの文庫販売は終了しました…が!
(初版 名古屋コミティア39)
ある日、妹が結婚することになった主人公の、実にリアリティのあるフィクション短編。
どこかで誰かがエッセイとして書いてそうな、実に現実味のある、むしろ現実なのでは?と思いそうなフィクション。
そこはかとなくリアルな所や、どっからどこまでが嘘か分からない感じは、どことなくパスティーシュを思わつつも、パスティーシュの皮を被らせて、自分の本音をぶちまけてるだけにも見えなくもない感じが見所です。
(26ページ・コピー本として無料配布)
※表紙画象かタイトルをクリック、もしくはPDFをダウンロードすることで全編読むことができます。
(初版 コミックマーケット80)
──狼禍症。人間を生きながらに人鬼へ化す凶病に、世界は喘いでいた。
とある狼禍症集団感染事件を捜査する警部・鵜流辺(うるべ)は、不審な手紙に導かれ、謎めいた少女、ライアと出会う。そして、その邂逅の現場に現れた日ノ森と名乗る男は鵜流辺に、事件の裏に隠された驚愕の事実を語り始めるが──。
虚言と慟哭、銃弾と牙が闇に閃き交差する、血の物語(ブラッドストーリー)。毒血滴る戦場を制するのは、人か、人狼か、それとも──。
※イベントでの文庫販売は終了しました…が!
(初版 コミックマーケット79)
「──散歩に行くぞ、付いて来い、士郎。……何だその顔は。いいか、はっきり言っておくが、これは私の趣味だ。決して、決して犬の習性ではないからな! そして、そこの変態、貴様はスコップとビニール袋を準備して何のつもりだ……! 後始末は飼い主の義務だと!? 貴様、吸血鬼を何だと思っている! 離せ、士郎! この馬鹿はここで殺しておくべきだ!」
全編こんな感じの、犬耳吸血鬼×男子高校生の騒がしくも楽しい三人の一週間。
「イヌミミ」を真面目に考えたらこんなのが出来ました!
※イベントでの文庫販売は終了しました…が!
(初版 コミックマーケット78)
『怪人グランドルフ! 貴方の悪業もここまでです!』
『黒陽市に迫る闇を祓う閃光! 黒陽市の守護者、メルロードが登場しました!』
『とう!』
テレビの中でレポーターの名乗りに応え、颯爽と「銀河公認のヒロイン」メルロードが宙に踊った。着地に失敗し、地面に頭をめり込ませるその姿を不機嫌に眺めながら、主人公である地球人・影崎月彦は、溜息を付く。
「正義のヒロインが登場シーンで失敗すんなよ……」
平和な日曜日は続かない。今日も、彼と彼女の新たな戦いの火蓋が切って落とされるのだ。
漆黒の大怪人と銀装のヒロインによる新感覚特撮バトルストーリー、ここに開幕!